【悩む事は無駄ではなく必要な事なのでは?】

 「考えても解決するはずのない問題」を悩む事がはたして「全くの無駄」だというのはどうかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
 人間性を磨く過程では「悩む」という事は決して無駄なことではなく、むしろ有意義な事でもあるのではないか、という考えをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 私も、まさしくその通りだと思います。
 私のホームページの前書きにもお書きしたように、私も、医者になるまでも、またなってからも、公私にわたって、多くの苦悩を味わってきました。
 そして、それを克服すべく、あらゆる啓蒙書、精神世界の本等を読み、さまざまな自己啓発セミナーの類を受講したりして、日々自己研鑽に励んできました。
 その課程では、「考える必要のある問題」も「考えても何の得にもならず、いくら考えても絶対解決するはずがない問題」もあまり区別せずにとにかく悩んでいた時期もありました。

 ただ、そういった経験を経て、現在は、その「問題」がどちらに属するものなのかをほとんどの場合瞬時に判断できるようになったため、当然「考える必要のある問題」は、冷静に理性的に、マイナスの感情など入れずに「考え」ますし(マイナスの感情を入れないという意味で「悩む」という表現をしていないのですが)、「考えても何の得にもならず、いくら考えても絶対解決するはずがない問題」を考えているヒマがあったら、他の楽しいことを見つけて考えたりやったりしてしまうので悩むことはほとんどありません。

 もちろん、絶対悩まないのかというと、例えば、レストランでメニューを決めるときには悩みますし、公私にわたって解決すべき種々の問題は山積みであり、時には深刻に「考える」ことはありますので、それもある意味では「悩む」という表現でも良いと思います。
 ですから、ある意味では悩むことは当然必要な事で私もそうしているともいえます。
 ただ、私が問題に対処する姿勢は問題を「考える」という表現の方が「悩む」という表現より適切だと思っているためあのPartUのような文章にしてみたわけです。

 一般的には、その「問題」がどちらに属するものなのかすぐにはわからないことも多いでしょうから、その問題が、「考えても何の得にもならず、いくら考えても絶対解決するはずがない問題」であるのか否かの判定を下すために、しばらくの間「考える」(できればマイナスの感情を入れて「悩ま」ない方が良いと思いますが)ことは必要なことだと思います。
 そういった意味では悩む事が無意味ではないという事は全くその通りだと思います。

 私の場合、現在は、その「問題」がどちらに属するものなのかほとんどの場合瞬時に判断できるようになったため、ほとんど悩まなくなったというだけで、あなたも、ある「問題」がどちらに属するものなのかすぐにはわからないことがあれば、とことん「考える」べきだと思います(できれば悩まないで下さい。 つまり、できうる限りマイナスの感情を持たないで考えていただきたいということです)。
 ただ、とことん考えた末に、その問題が、「考えても何の得にもならず、いくら考えても絶対解決するはずがない問題」であることが判明したのなら、それをクヨクヨと悩み続けることは「精神エネルギーの無駄使い」だということに気づいていただきたいのです。

 PartUで述べたように、マイナスの感情に浸ってそをれを楽しむ気持ちは多かれ少なかれ誰にもあるものです。
 しかしもっと建設的に有意義にやるべき事を探し、そちらを優先させるべきでしょう。

 私の場合も、前述のように、さまざまな苦悩を経験してきました。
 ただ、その中で見つけだした「悩まない境地」に至るためのテクニック(私のHPの内容です)によって、現在の私は「全く悩まない人間」「今を楽しく生きる人間」「マイナスの感情にとりあっているヒマがあったら、何か楽しいことはないだろうかと常に探している人間」になることができたわけです。

 苦しい過去があってこそ、人の苦しみがよくわかり、人を幸せにすることがすなわち自分の幸せでもあるという現在の自分になれたのだと思います。
 もし、悩みを知らない恵まれた境遇の中だけを生きてきたのであったならば、決して今のような、自分と他人の両者の幸福を追求するという現在の満足を得ることはできなかったと思います。

 「若いときの苦労は買ってでもしろ(年とってからだったら、買う価値はないかとは思いますけど...笑)」とはよくいったものです。
 あなたもこれまでも数知れず悩んできた事でしょうし、現在も少なからず悩んでいるかもしれません。
 しかし、それが、今後の輝かしい将来への礎でもあるし、そうすべきでしょう。

 人生、その人が心から思う人生になってしまうのだと思います。
 ですから、基本的にマイナス思考の人には暗い未来が、プラス思考の人には明るい明日が約束されているのだと思います。

 あなたがどんな人生を歩む事になるか?
 それはあなたが、プラス思考、マイナス思考、どちらの考え方を選択するかにかかっているといえるでしょう。


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