【夫婦不和をどうするか?】

 まず、平均的な夫婦の、愛情と性欲の変化について考えてみようかと思います。

 夫婦間の性欲が減退し始めるいわゆる倦怠期には、多くの場合子供がいるのではないかと思います。
 そして、そこからは、単なる男と女の愛情だけではなく、子供への愛情が加わったグループ愛のような形に変わっていく事が多いのではないでしょうか。
 夫婦間の絆も、子供がいない場合よりも、いる場合の方が色あせしにくいかと思います。
 いわゆる「子はカスガイ」というわけです。
 しかし、そんな場合でさえ、時を経るに従って、子育てのストレスやら、嫁姑問題やらとストレスは増える一方なわけで、相手の立場をまず思いやるというような結婚当初の優しさが、どんどん薄れていくがゆえに、夫婦間の絆もどんどん薄れていくという場合も往々にしてあるわけです。
 こんな状態では、当然良好な性生活などあるはずもなく行き着く先は「セックスレス夫婦」なわけです。
 でも、数年以上も毎日顔をつきあわせているのに、「いまだにお互いにふるえるようなセックスアピールを感じる」なんていう夫婦は余程最高の相性であるのか、異常性欲者であるかのどっちかでしょう。

 結婚後十数年で三人の子持ちの知人が言っておりました。
「10年以上も一緒にいりゃ、新婚時代のようなときめくような恋愛感情なんてぜーんぜんないよ。
 おれは、子供のこともあって離婚はしていないけれど、もし離婚したら、余程のことがない限り、再婚したいなんて思わないだろうなー」と。

 しかし、セックスレス夫婦になった場合、ただ、結婚相手に性欲を感じなくなってしまったというだけで、性欲そのものがなくなっているわけではないため、夫は妻とのセックス以外で欲求を満たし、満たされない妻はそのストレスから、夫に当たり、夫はますます妻に魅力を感じなくなる...。
 そして、家庭内別居、家庭内離婚という修復困難な泥沼状態となるわけです。

 性生活への不満以外にも、お互いの性格への不満、相手の親族への不満、生活環境への不満、その他もろもろの不満が積もり積もって、夫婦関係を維持する事が難しいという状況まで追い込まれた場合、「離婚」を考えなければならない事態になる場合も少なくないというのが現実です。

 そこで、夫婦の少なくとも一方が別れたくなった場合にどんな心理状態になるのかを考えてみたいと思います。
 それは、以下のようなパターンに分類されると思います。

A.子供のない妻が離婚したい場合

 @自分一人の力ではやっていく経済力がないために、仕方なく離婚をあきらめる。
 A自分一人の力でも何とかやっていけるから、離婚を決意する。

B子供のある妻が離婚したい場合

 @子供が自立した後は、A.の@Aに準じる。
 A子供が自立していない場合は、なるべく自立するまで待ってから決定する。ただ、自分一人で育て上げる自信があれば離婚する。(子供の意向も加味して)

C.子供のない夫が離婚したい場合

 @自分一人の力では生きていく自信がないために、仕方なく離婚はしない。
 A自分一人の力でもやっていけるが、妻が自立できそうにないので離婚をあきらめる。
 B自分一人の力でもやっていけるし、妻も自立できそうなので離婚を決意する。

D.子供のある夫が離婚したい場合

 @子供が自立した後は、C.の@〜Bに準じる
 A子供が自立していない場合は、なるべく自立するまで待ってから決定する。ただ、夫婦どちらかが自分一人で育て上げる自信があれば離婚する。(子供の意向も加味して)

 というようなパターンに大別できると思います。
 ただ、これは、別れたくなった側の心理であり、実際には相手がいろいろな理由で離婚したくない、或いは、ただでは離婚したくはない等という事があるため、実際の離婚に至るには、その複雑な思惑から泥沼状態になることが往々にしてあるわけです。
 従って、実際の心理状態はこんなに単純ではないのですが、あくまでも、単純化して、離婚を決意したり、断念したりする際の心理を解析しやすくするために分類してみたわけです。

 さて、あなたの今の心理状態、結婚相手の心理状態は上記のどれに当たるでしょうか。

 結婚も相手あっての事柄ですから、気持ちが引かれ合った者同士が、スムーズに愛をはぐくんでいけるかどうかを考えた場合、お互いがどれだけ相手の気持ちや立場をふまえた言動をできるか否かという事が非常に重要になってくると思います。
 そして、愛情を育めなかった場合、男女どちらか一方にのみ非があるということは希でしょう。
 多かれ少なかれ、お互いの種々の言動が複雑に絡み合って破局へと向かうはずです。

 また、いわゆる相性が悪いため、相手に愛情があまり感じられない、あるいは感じられなくなってしまったという可能性もあるかと思います。

 更には、相手の親族や生活環境への不満が積もって、結婚生活の持続に苦痛を感じるというような場合もあるでしょう。

 そこで、あなたがどれ程がんばっても、結婚生活の維持が、極度の苦痛である場合、離婚を考慮せざるをえないかもしれません(お子さんの有無によって前述の各種パターンのように変わってくるとは思いますが)。

 ただ、ご自身で自分を変えていき、相手へのおもいやりや、愛情を増し、生活環境の改善等ができるのであれば、離婚する必要もなくなる可能性はあるかと思います。

 この世の中、「他人」に「変わってもらう」などということを期待する事くらい虚しいものも少ないでしょう。
 自分で変えられるのは、まず自分です。
 その結果として他人が変わるということはあり得ます。

 他人には期待しないこと。
 与えた愛情に見返りを期待しないこと。
 見返りを期待した場合にも、もしそれが無かったら、クールにそれをあきらめること。
 見返りがあった場合には、文字通り「有り難い」と感謝すること。

 これがストレスの少ない人生を送る為のひとつのコツでもあります。

 もし、今のあなたが、相手への心からの思いやりと愛情をもてるのであれば、夫婦関係の修復も可能かと思います。

 その辺も考慮して、今後の生き方を決めていかれてはいかがでしょうか。

●旦那の浮気にどう対処すべきか

 さて、「男は浮気をする生き物である」という事は、納得するしないは別として、大抵の方が気づかれている事だと思います
 
 ここで、人間としての「男と女」から、動物の一種としての「オスとメス」という原点に帰って 「男と浮気は切っても切れない」 という、その理由が何に由来するのかについて考えてみましょう

 倫理的、道徳的、人情的には問題ではありますが、結婚するまでは誰が何人と恋愛しようと法律的に罰せられる事は殆どないでしょう

 しかし、結婚後の男女交際となると、様相は変わってくるわけで、妻以外の女性との性交渉、つまり旦那の浮気は、法的には違法行為ではないものの、結婚する際に非文書で交わした、「健やかなる時も病める時も、愛し合い助け合い続けて一生添い遂げます」という約束の不履行という事からも、離婚に際しては、離婚請求の根拠、慰謝料算定基準の一つ、になる可能性は大でしょう

 かつては日本でも天皇や殿様が、側室(第2妻、第3妻、...)を持つのは常識であり、現在でもイスラム諸国では「一夫多妻制」ですし、北国の将軍様は喜び組の多くの美女達と喜びを分かち合っています

 もちろん、現代日本では、結婚したが最後、「浮気するのなら、家庭崩壊覚悟でいてよ!」という女性が殆どかと思います

 一夫一婦制... それは、世の中の秩序を保つ上で有用だから必要とされている制度なのでしょう

 でも、未婚の男性が比較的自由に恋愛できるのに対し、「結婚した男性が妻以外の女性と性交渉する事は絶対に許されない」という、世の女性一般の常識というものが、実は、生物学的にみると、全く理不尽で、非常識な事なのだという事の理由をこれからお話しようかと思います

 10年ほど前、事実上世界ナンバーワンだった「クリキントン大統領」と、「モニカ・る陰好きー嬢」との不倫が世界中に暴露され、彼は窮地に追い込まれました
 
 しかし、結局クリントン大統領は解任されず、職務を全うしましたし、離婚もしませんでした
 
 それはなぜでしょうか?
 
 それは、動物でもある人間に、より多く子孫を残すために付けられた「生殖欲」または「性欲」の男女差を理解すればよくわかるはずです
 
 一人(一匹)の女性(メス)と性交(交尾)したら、次に必要なのは、別の女性(メス)と交尾して、できるだけ多くの女性(メス)に子供(仔)を作らせるのが男性(オス)に科された宿命です
 
 つまり、「男性(オス)には「種まき本能」が備わっており、「浮気性にできている」といえます

 これは、巷に溢れている、いわゆる水商売、性風俗産業、エロ本、各種エロメディア等の殆ど全てが男性向けであるという事を考えてもらえば納得いただけるかと思います

 子孫をより多く残すため、男性(オス)には、より多くの女性(メス)とセックス(交尾)したいという強力な本能が備わっているというわけです

 一方、女性(メス)は、子孫を残す為の本能によって、一匹の優秀な男(オス)とセックス(交尾)して妊娠したら最後、この子供(一匹の仔)を産んで成人(成獣)になるまで大事に育て上げる事が一番重要な仕事になります

 ひとりの男性(オス)との間に新たなひとつの命を授かった女性(メス)にとっては、妊娠や子育て中に他の男性(オス)と新たに性交(交尾)する必要性はなく、それが「恋愛、セックスの相手は基本的に一人(一匹のオス)だけでいい」という結果になるのです

 それ故、女性はどうしても異性関係に関して「一途」にならざるを得ず、「カレシ命」、「旦那一筋」、って事になりがちにできているわけです

 そして、この、「浮気性にできている男のサガ」「一途な女のサガ」を、アメリカ国民は身をもって理解していたのでしょう

 その結果、

 「クリントンがこれまで成し遂げてきた偉大な業績を考えれば、彼の『オス故の過ち』などあまりにも小さすぎる。ここはひとつ、『人間としては不完全ではあるが、アメリカ国民の為に偉大な業績を成し遂げてきた男』に再起の機会を与えようではないか」

 というのがアメリカ国民の総意だったが故、クリキントン君は大統領職を最後まで全うできたのではないでしょうか

 ヒラリー夫人にしても同じでしょう

 「もともと冷え切った夫婦関係だった私たちだけど、旦那は大統領としては偉大な仕事を成し遂げてきた人であり尊敬に値する人間だ。旦那の浮気なんてどこの家庭でもあるハナシだし、ここに来て離婚沙汰なんて加わっちゃったら、旦那はもちろん私もつらい。ここは、世間体も考えあわせ、仮面夫婦を続けるのが得策かもね」

 という事で離婚を思いとどまったのではないかと推察されます

 大統領引退後のヒラリー夫人の旦那をしのぐ活躍はご存知の通りです

 結婚していたって結婚相手以外の異性に心ときめくのを法律で取り締まる訳にはいきません

 世の既婚男性のほとんどが浮気しているという事実

 これは動物としてしょうがないというより、当たり前の現象なのです

 なにも、それを、煩悩とか、罪とか言う必要など全くなく、浮気は浮気、バレないでやり通せたのなら、みんなが幸福でいられるのだからそれで良しとすべきなのです

 以前、「笑っていいとも」で、30年以上結婚を続けている男性6人にいろんな質問をしていましたけど、「浮気をしたことはある?」という質問では、6人全員が「ある」という答えでした

 でも、浮気といったって、風俗でヌいたなんていうのがほとんどじゃないかと思いますし、本気ではなかったわけですから、旦那のその程度の息抜きには目をつぶるべきだし、そうしてきたからこそ彼等も30年以上も結婚が維持できたのでしょう
 
 別の、浮気をテーマにしたテレビ討論会では、男女の有識者達の結論は

 「浮気に気づいても、見て見ぬ振りをすれば夫婦関係は維持できるが、浮気を徹底的に追及してしまえば夫婦間の溝は更に深まり、離婚へ至る可能性も出てくる。浮気が発覚した場合の最善の策は、それを大目にみる事しかないのではないか。」

 というものでした

 旦那の浮気が発覚した際の賢い対処法がこれでお解りになったのではないでしょうか

 芸能界の結婚離婚劇を見るまでもなく、世の中、本当に夫婦双方が愛し合い続けているような理想的な結婚生活を送っている夫婦なんていうのは、1割いるかどうかでしょう

 で、残りの9割は程度の差こそあれ何らかの夫婦不和をきたしているはずで、その中でもどうしても結婚の維持が困難な程まで追い込まれた場合には離婚するわけで、それが4組に1組という高い離婚率にもつながっているわけです

 靖国参拝問題で小泉元首相が孔子の言葉として言及していた「罪を憎んで人を憎まず」がまさに一番いい対処法ではないでしょうか

 結婚前の若い女性に私はよくこんなアドバイスをします

 「男ってものは結婚しても必ず浮気をするように出来ている。(理由は上述の通り) もちろん、職場仲間との不倫なんかは、浮気というより、本気とでも言うべき裏切り行為だから許すべきじゃないけど、風俗を利用したりするのは基本的には見て見ぬふりするのが一番。で、例えば、源氏名のついたキャバクラ嬢やソープ嬢の名刺が旦那のズボンのポケットから出てきたら、『あんたーー!!、なによーー!!!、このアケミってーーーー?!?!!!!!』って言うのはヘタくそな対処法。正しい対処法は、名刺のことは気づかないフリをしておいて、こんな風に言えばいいんだ。

 妻「ねー、あなたー。この前、伊勢丹でスッゴク素敵なバッグ見つけたんだー。 欲しいなーーー」

 夫「フーン。 どうせ高いんだろう? うちはそんな余裕ないよ」

 翌日

 妻「ねー、アケミってー」 

 夫「ん?!?!!!」 『ドキッ』

 妻「アケミって、短大の同級生がいるんだけどさー。今度、久しぶりに会おうって言ってきたんだーー」

 夫「あっ! あ、そう」

 妻「あなた、どうかしたの? 顔色悪いわよ」 『モロバレじゃん(苦笑)』

 夫「べっ!別にっ!」
 
 妻「それならいいけど。 あっそうそう、来週結婚記念日よねーー。 プレゼント、あのバッグがいいなー! アケミに会うときに持って行きたいなーー!!」

 夫『コイツ、オレの浮気気付いてんジャねーかー?!?』

  「でっ!で、そのバッグ、いくらなの!?」

 妻『シメシメ(笑)』

 っていうのが、旦那の浮気の証拠を押さえた時の有意義な対処法だよ」

 なんてアドバイスしてます

 ですから、私が今まで述べてきた事もふまえて、旦那の浮気を「ゆすりネタ」「たかりネタ」(苦笑)にして貢がせ、もし離婚する際には「慰謝料アップのネタ」に再利用されてはいかがでしょうか(笑)
 
 ま、離婚しない方がベターだとは思いますけど(笑)


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